木材の輸送で生じる環境負荷を測る指標にウッドマイレージ※という数値があります。
輸送距離が長いほど燃料の消費量が多くなり、環境への負荷が増すことを示します。
利用木材のほぼ8割を外国産に頼っている日本の数値は、アメリカの4倍、ドイツの20倍。地場産材を使って家を建てることは、輸送に使うエネルギーの消費を抑え、環境負荷を少なくする選択といえます。
※ウッドマイレージはウッドマイルズ研究会の登録商標です。
東京産の木を活用することは、木材の需要を伸ばすので、林業の活性化につながります。
山萌える国・日本の国土を守る伝統技術が継承され、大地はたくましく自然を育み続けるのです。
そして、近隣の山林で成長していく樹木は、大気中の二酸化炭素を吸収し、地球温暖化防止の役割を果たします。地産地消の家づくりで、 “ヒートアイランド東京”を、少し、冷やしましょう。
シックハウス症候群や化学物質過敏症、アトピーや花粉症など多様な現代病が広がる今日。住環境においては、体に優しい自然素材への関心が高まっています。
無垢材の床、珪藻土(けいそうど)やしっくいの壁などは、古くから、木の家に使われてきた、いわば、なじみの素材。現代の市街地では100%天然素材の住宅建築は無理がありますが、暮らし方にあった使い方が必ずあります。
私たちは、独自のネットワークと豊富な経験、そして職人の技を駆使して、心地良く、現実的な自然素材の有効利用をご提案してまいります。
木造住宅は夏暑くて冬寒い・・・今でもそのようにお思いでしょうか?
外張り断熱などの高気密・高断熱工法による家づくりでは、1年を通じて温度差の少ない(いわゆる温度のバリアフリー)環境を実現できます。
木が呼吸できる環境を確保するもので、木の家を長持ちさせるために良い方法であると同時に、住み心地は快適です。
家を建てる、という営みは、お客さまにとって、温めてきた夢をかなえる大仕事。
私たちは、お話をじっくりうかがい、設計をいたします。
機能や仕組みを整え、かつ、お好みに合ったデザインが実現してこそ、心地良い住まいが完成します。
私たちは古民家や数寄屋のような伝統的なものから、現代のシンプルモダン、和風モダン、北欧風など、幅広いデザインをご提案できますし、また、それに対応する優れた現場の技術を持っています。
お客さまの人生を豊にする、究極の家づくりを、ご一緒に考えていきましょう。